企業・経済分析

2020/06/29-07/03 日米の株式市況

2020年6月29日-7月3日の1週間の株価の動きと変動要因の記録です。 

日米一週間の動き

6/29 ~7/3の1週間は、先週のうちに新型コロナウィルスの感染拡大を市場が織り込んだかどうかで、日経平均とNYダウで違いが出た。

一方で経済指標の改善は世界全体として進んでいるため、全体的には株価は上昇傾向にある。

今後は新型コロナウイルスの感染拡大の動きが、どこまで経済に影響を与えるかが焦点になりそうである。また米中関係の緊張が懸念されているので、そこも注視する必要がある。

日経平均

日経平均の1週間

先週終値 [22,512.08] から今週終値 [22,306.48] と0.91%安

新型コロナウィルスの二次感染や「香港国家安全維持法案」成立による米中関係の悪化の懸念が悪材料となり、全体的に低調な1週間であった

6月29日 (月)

22,255.05 - 21,995.04 (▲517.04) 

コロナの二次感染拡大による経済活動抑制の可能性に加え、 中国が「香港国家安全維持法案」を可決したことなど米中対立懸念と悪材料が重なり終日売り優勢の展開。前日比2.30%安

6月30日 (火)

22,335.10 - 22,288.14 (+293.1)

前日のNYダウ上昇を受けて反発で寄り付くが、判断材料に乏しい展開。特に中国に対する米国の反応、雇用関係指標など材料の様子見が続いた。寄り付きでの株価上昇効果で、前日比1.33%高

7月1日 (水)

22,338.30 - 22,121.73 (▲166.41)

前日に続きNYダウ上昇を受け寄り付き上げるが、新型コロナウィルスの感染者が緊急事態宣言解除後最多となる60人以上を記録したとの報道で売りが広がる。日銀短観でも6月は全体的にマイナスが目立つ低調ぶりとされる。前日比0.7%安

7月2日 (木)

22,182.68 - 22,145.96 (+24.23)

寄り付きは前日から小反発、中国ではテンセントをはじめとする大型ハイテク銘柄数社が上場来高値を記録したほか、中国の6月住宅販売数も想定を超え改善。こうした中国市場の好調を受け一時はアジア株全体が上昇したが、米中対立や新型コロナウィルスの二次感染拡大懸念により前日比0.1%高で着地

7月3日 (金)

22,266.90 - 22,306.48 (+160.52)

前日夜の米国雇用統計の改善を受け寄り付きから買い優勢、新型コロナウイルスの二次感染の懸念から一時売り転するも、米国株式市場が休場だったこともあり、その影響は限定的だった。前日比0.7%高

NYダウ

ダウの1週間

先週終値 [25,015.55] から今週終値 [25,827.36] と先週比3.23%高

経済指標の改善を受け全体的に上向くが、一部地域での感染者拡大などもあって経済活動再開に対して慎重な意見もあり、今後の状況は引き続き不透明。ただし、高所得層を中心に楽観的な見通しも強く、二次感染拡大の影響も一定織り込まれたことから下振れは限定的

6月29日 (月)

25,365.22 - 25,595.80 (+580.25)

景気対策が一旦終了し今後の市場回復は不透明として寄り付き下落して開始。ザラ場で多くの経済指標が市場予想を上回ったことで、全体上振れ。新型コロナウイルスの感染拡大は依然止まらないが、先週の大幅下落で市場としては二次感染拡大を一定織り込んだ認識。終値は前日比2.32%高

6月30日 (火)

25,512.43 - 25,812.88 (+217.08)

前日の勢いを受け強気のまま寄り付き。消費者信頼感指数が前月比12.5ポイント改善の98.1を示し、高所得層を中心に市場に楽観的な見方が広がる。一方、FRBのパウエル議長が米下院・金融サービス委員会にて「新型コロナウィルスの再拡大次第では、再びの景気悪化もありえる」旨の発言を行ったことで引けにかけて動きが鈍化。終値は前日比0.85%高

7月1日 (水)

25,879.38 - 25,734.97 (▲77.91)

ファイザーと独バイオNテック共同開発の対新型コロナウィルスワクチンが第一次臨床実験において一定の免疫反応を確認し、ワクチン開発に対する期待感から強気維持。一方、12の州で一時経済活動停止とのニュースもあり弱含み。終値は前日比0.3%安

7月2日 (木)

25,936.45 - 25,827.36 (+92.39)

非農業部門雇用者数が前月比+480.0万人と発表され、寄り付きは強気で開始。新規失業保険申請件数が市場の予想を上回ったこと、多くの州が経済活動の再開計画を見直したことなどから若干の警戒感も出るが、経済指標の改善、及びコリンズ国立研究所によるワクチン開発の楽観的見通しなどもあり市場は横ばい推移。終値は前日比0.36%高

7月3日 (金)

独立記念日のため休場

今週の値動き銘柄 

  • 株式会社小僧寿し (東証JQS)
  • 株式会社CAICA (東証JQS)
  • 不二サッシ株式会社 (東証二部)
  • 株式会社ソフィアホールディングス (東証JQS)
  • テラ株式会社 (東証JQS)

来週に向けて

  • 経済イベント
    • 7/6:6月ISM非製造業景気指数
    • 7/7:豪州)豪州準備銀行(RBA)理事会
    • 7/8:6月景気ウォッチャー調査(先行き判断)
    • 7/8:6月の貸出・預金動向(日銀)
    • 7/9:新規失業保険申請件数
    • 7/9:6月の中国消費者物価指数(CPI)
    • 7/10:日経225オプション7月物SQ

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