企業・経済分析

2020/07/06-07/10 日米の株式市況

2020/07/06-07/10 日米の株式市況の1週間の株価の動きと変動要因の記録です。 

日米一週間の動きは日経平均がわずかに下落、ダウが少し上昇で終えた。

7/6 ~7/10の日米株価はCovid-19、及び中国市場の影響を強く受けた。

経済活動は再開していく方向で投資家の意見のは一致するが、再開の速さでは楽観論と慎重論が混在。もうしばらくはCovid-19による市場影響があると見られる。

日経平均

日経平均の1週間

先週終値 [22,306.48] から今週終値 [22,290.81] と前週比0.07%安

6日に約1か月ぶりの高値水準を記録し利確による調整あり。7日以降は新型コロナウイルスの二次感染拡大による経済活動自粛への警戒から上値重い展開に。以降、市場は低調推移し、日経平均は先週比わずかに下落し着地。

7月6日 (月)

22,341.27 - 22,714.44 (+407.96、前日比1.83%高) 

先週の流れを引継ぎ、寄り付きから買いが優勢、そのまま続伸。中国本土株は値上がりが止まらず、5営業日連続の続伸を記録。それに引っ張られ日経平均も6月10日以来の高値を記録。業種別株価指数は33業種すべてが上昇、特に証券業、海運業、鉄鋼業の上昇が目立つ

7月7日 (火)

22,649.90 - 22,614.69 (▲99.75、前日比0.44%安)

4営業日ぶりに下落。前日の日経平均が約1か月ぶりの高値水準に達したことで利益確定売りが発生。業種別株価指数ではサービス業、情報・通信業が上がる一方で、陸運業や医療業の下げが目立つ

7月8日 (水)

22,481.61 - 22,438.65 (▲176.04、前日比0.78%安)

続落。前日のNYダウは、Covid-19影響で経済活動が消極的になる見方が強まり下落。日本でも新型コロナウイルス感染者が連日100名を超える状況であり、加えて九州の豪雨被害の影響もあって、投資家のリスクオフムードが広がる。業種別株価指数は鉱業の下げが特に目立つ

7月9日 (木)

22,442.30- 22,529.29 (+90.64、前日比0.40%高)

わずかに反発。伊藤忠によるファミリーマート買収の発表を受け、ファミリーマート株へ買いが集中、日経平均を大きく上げる。また、前日のNY市場で主力ハイテク株に買いが集まった影響から日本でも情報・通信業やハイテク株が人気。業種別株価指数は情報・通信業の上げが目立つ一方、空輸業、不動産業の下げが大きい

7月10日 (金)

22,266.90 - 22.290.81 (▲238.48、前日比1.06%安)

反落。前日の中国株安、NYダウの下落の影響が強い。また、国内の新型コロナウイルス感染者数は430名と、4月24日以来の400人越えとなる。特に東京が243名で過去最多を記録、投資家に経済活動の自粛警戒が広まる。業種別株価指数では特に証券業、鉱業の下げが目立つ

NYダウ

ダウの1週間

先週終値 [25,827.36] から今週終値 [26,075.30] と前週比0.95%高

Covid-19による感染者の拡大は止まらず。投資家は経済活動が緩やかに再開していくという見方を示す一方で、新型コロナウィルスの感染社数、死亡者数が急増する地域もあり、今後の経済状況は未だ不透明な状況

7月6日 (月)

25,996.08 - 26,287.03 (+459.67、前日比1.78%高)

続伸。中国では上海総合指数が5.7%上昇し、NYダウも伸びる。経済指標の改善は順調であり、それも相場を支える要素となる。Covid-19の拡大は続くが、死亡者数は改善してきており投資家の見方は楽観的

7月7日 (火)

26,172.01-25,890.18 (▲396.85、前日比1.51%安)

反落。経済が回復しているとの見方は変わらないが、オーストラリアのメルボルンが過去最多の感染者数を記録し都市閉鎖になったことで、経済回復鈍化に対する警戒が強まる。

寄り付きからやや売り優勢で始まり、午後に行われたアトランタ連銀ボスティック総裁が米国経済回復の鈍化を懸念していると指摘したことも影響して、終日売りの傾向が強い日となる

7月8日 (水)

26,094.92 - 26,067.28 (+177.1、前日比0.68%高)

反発。Covid-19感染拡大の懸念は依然強いうえ、トランプ政権が中国に対し香港政策の制裁を行ったことで米中関係の懸念という悪材料もあったが、ハイテク株の決算が近く、業績期待から主力ハイテク株中心に買いが集まる

7月9日 (木)

25,936.45 - 25,706.09 (▲361.19、前日比1.39%安)

下落。経済指標としては週間新規失業保険申請件数が予想より少なく、継続受給者数市場も予想を下回るという好材料はあった。一方、新型コロナウィルスの死傷者数がフロリダで最多を記録、トランプ政権によるファーウェイをはじめとする中国企業の規制強化案検討の報道を受け、経済活動の鈍化が強く意識され売りに転じる

7月10日 (金)

25,690.35 - 26,075.30 (+369.21、前日比1.44%高)

反発。新型コロナウイルス感染者数および死亡者数が先週から急増するなか、ウォルトディズニーがテーマパークを予定通り再開すると発表。投資家は経済活動が緩やかにではあるが再開するとの楽観的見方を取戻し、買いが戻る

今週の値動き銘柄 

  • ティアック株式会社 (東証1部)
  • アジア開発キャピタル株式会社 (東証2部)
  • ケミプロ化成株式会社 (東証2部)
  • 株式会社大戸屋ホールディングス (東証JQS)
  • 株式会社ファミリーマート (東証1部)

来週に向けて

  • 経済イベント
    • 経済指標の発表
      • 7/14(火)『独』7月ZEW景況感指数(期待指数)
      • 7/14(火)『米』 6月CPI(コア、前月比)
      • 7/15(水)『日』 日銀金融政策決定会合(10年国債金利の操作目標)
      • 7/16(木)『中』 4-6月期GDP(前年比)
      • 7/16(木)『欧』 ECB理事会(中銀預金金利)
      • 7/16(木)『米』 6月小売売上高
      • 7/16(木)『米』新規失業保険申請件数
      • 7/17(金)『米』6月住宅着工件数(年率換算)
      • 7/17(金)『米』7月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
    • イベント
      • 7/17(金)『欧』EU首脳会議

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